「はじめて」を一緒に重ねたい僕と、「最後」をあなたに預けたい君。同じように相手を大切に想っているのに、愛し方が少しだけ違う。そのすれ違いが、静かな文章の中から切なく伝わってきました。特に、君の影ではなく「僕の影が薄く残っていたのなら」と願う最後が印象的です。終わってしまった恋を無理に美化せず、それでも大切な思い出として抱えていこうとする優しさに、胸を締めつけられました。