宇宙飛行士を目指す悠璃と、宇宙に興味を持ちながらまだ夢を決められない宙。正反対に見える二人が、星や宇宙の話を通して少しずつ近づいていく様子がとても自然でした。流星群を見に行く夜や、将来の夢を応援し合う場面が特に印象に残っています。宙の恋心が少しずつ形になっていく一方で、「友達」という関係を壊したくない気持ちも伝わってきて切なくなりました。秋桜や百合、星のイメージが美しく、二人の十三年を見届けたくなる作品です。