「変わらない月曜日」というタイトル通り、リョウの月曜日が本当に淡々と描かれているのが印象的でした。
1話の朝、窓から見えるサラリーマンや女子高生、いつもの老夫婦を眺めるところから始まり、家族との朝食、通勤、仕事、昼休み、帰宅……と、一日の流れが丁寧に積み重なっていきます。特に家族との会話には、ユイの「お兄ちゃんが起こしてくれるから!」というやり取りなど、何気ないけれど生活感のある場面があって好きでした。
3話ではタクヤさんとの昼食で、リョウ自身の人柄だけでなく、誰とでも自然に話せて周囲から頼られているタクヤさんの人物像も見えてきます。
そして4話。寄り道した図書館で、何も書かれていないプレートのついた扉と「立ち入り禁止の部屋」が出てきたところで、ここまで続いていた日常の中に初めて少し引っかかるものが出てきたのが気になりました。
それでも最後は家に帰り、家族とカレーを食べて一日が終わる。「特別なことがあるわけじゃない。でも、こういう時間が嫌いじゃなかった」という感覚が、この4話を通して描かれていた日常をよく表しているように感じます。
この「変わらない月曜日」が、この先どうなっていくのか。続きを読んでみたくなりました。