このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(226文字)
化け猫・呼子と、社会に馴染めず立ち止まってしまった寅の共依存的な関係が、甘さと危うさを同時に感じさせて印象的です!呼子は寅を堕落させる「甘い毒」でありながら、孤独な彼を支え、外へ連れ出す存在でもあるのが面白い!一方、妹の瑠奈は兄を救うため呼子を悪霊と考えて祓おうとします、、、誰が寅を本当に救っているのか単純には決められず、家族それぞれの視点が加わったことで物語に奥行きが生まれ、続きが気になる作品です!