どこかの学校で、似た事件が起こりそうでこわいです。小学生の頃流行った学校の怪談は、子供の内で内緒話のように囁かれていました。知っている大人が、正解を教えてあげる隙はなかったと思います。知らない+無邪気は最悪タッグです。おもちゃや凶器は力の弱い子供から簡単に取り上げることができますが、学校の怪談は無理です。すごく危険ですね。
指折りで面白いです。もちろん怖い話ではあるのですが、何が怖いかというと・・・・・・(伏字)。王道の、「友達の友達から聞いた」的なうわさから始まり、当然作り話なのに、妙なリアリティがあるせいで、気味が悪い。その気味悪さが、物語の手として、しっかりと読み手の心をつかみます。作中の大人たちには、分からないでしょうね。何が起こったのかなんて。だってこれは、子どもたちだけが知る「学校の怪談」なのですから。