元になった曲は知っていましたが、正直驚きました。原作の儚く脆い空気感を、ここまで文章で表現出来るのかと。原曲を知っている人なら分かると思いますが、主人公は決して清らかな人間ではありません。清らかでない人間が、愛情を求めた先に起こした行動は、とても醜く歪んだ執着でした。そんな主人公の汚さを、それでいて綺麗な空気感の中で描く技術。原曲を極限までリスペクトした二次創作力に感銘を受けました。湿った夏にピッタリの一作です。