亡国の姫騎士と、現代を生きる女性会社役員。剣と決算書。戦場と会議室。あまりにも遠く見える二つの世界が、読み進めるほど不思議なほど重なっていく物語でした。特に印象に残ったのは、二人の女性がどちらも「強くあろう」としていること。剣を握る手も、決算書を握る手も震えている。それでも前へ進む。短いながらも、かなり鋭い物語でした。