『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を想起させるタイトル。
もうこれだけで、わくわくしてきます。
ファンタジーの舞台設定と、SFの設計思想が融合したお話です。
魔獣が存在するファンタジー世界でありながら、機械人形(テラフィム)の描き方は非常にシステム論的。
主人公が機械人形に行う調整は、まるで永野護のような工学的なアプローチです。
SFとファンタジーの境界線上に乗っているからこそ、機械のロジックと人間のぬくもりを同時に成立しています。
それが如実なのが、機械人形のエマの成長です。
エマを育成するプロセスは、ディープラーニングのようであり、子供の成長そのもの。
と、なんだか理屈をこねてしまいましたが、要するに、成長していくエマちゃんがとにかく可愛いので、ぜひ読んでみてください!