「嘘は罪である」と教えられた住職を、嘘の心霊写真で告発しようとする。この構図がまず面白いです。ところが、その写真を「偽物」と公表した直後から、事故死、炎上、個人情報の特定、そして刃物を持った男へと現実が連鎖していきます。特に怖いのは、住職の「巻き込まれるでしょう」という言葉が、最後になって単なる脅しでは済まなくなるところ。最後に見える「白い煙」が本物なのか、それとも別の何かなのか。そこを断定しない余韻も効いています。