これは、夢を諦めたピアニストが、人と音楽のつながりから再起しようとする物語です。
ストーリーの軸もしっかりとありながら、地の文の表現描写に心を打たれました。
とても自然で、とても巧みで、心に響きます。
一つ一つの言葉が洗練され、選ばれていることがわかる。
表現するのがむずかしい音楽を描写されていることからも筆者さまの文章力の高さが伺えます。
そして何より、夢を追い掛ける苦しみ、もがき、それでも前へ進もうとする姿勢が美しい。
短編で読みやすいので、是非、「クレオパトラの夢」を聞きながら読んでみてください。
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