異世界へ持ち込まれた科学知識が、単なる万能の力ではなく、主人公の「傷」として描かれている点が印象的。過去の罪に縛られた化学者と、民を見捨てない孤独な皇女。二人の理想が重なっていく。「女王製造計画」が、これからどんな意味を帯びていくのか、先の楽しみな作品です。