カラスに朝ごはんを振る舞う祖母と、突然会社を辞め、古民家カフェの図面を持ってきた孫娘。穏やかで温かな会話の向こうに、お盆に帰ってきた家族の気配が静かに漂います。用意周到で行動力抜群の芽衣と、おっとりしながらも芯のある澄江。二人が始めるカフェは、どんな人や出来事を迎えるのでしょう。最後に鳴った玄関の音まで心に残る、優しくも少し不思議な物語です。