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君の上に星が降る夜

君の上に星が降る夜

馬渕まり

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★33
11人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • 安曇みなみ
    140件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    読み終えたら、今年の盆の入りに夜空を見上げたくなる。そして泣く!

    出撃を三十分後に控えた特攻隊員が、まだ白紙の遺書を前に迷っています。
    伝えたい気持ちはある。
    でも、遺される人の負担にはなりたくない。
    だけれど、忘れられたくはない。
    この矛盾をどう一枚の紙に収めるのか。その手紙の内容がとても心にのこります。

    戦友との軽口を叩き合っているだけなのに、じわっときます。
    鍵になるのは天文学。検閲の目をかいくぐって想いを届けるために彼が選んだ言葉とは!?素晴らしいです。

    そしてこの仕掛け!
    わたしはあるものの名前を調べちゃいました。仕掛けが埋まっております!
    結構すごい仕掛けです。調べないのはもったいない。
    でも何を調べたのかは、あえてここには書かずにおきましょう。
    どうか、ご自身で見つけてください。

    なお、盆の入りの未明は、ペルセウス座流星群の夜です。
    今年の八月十三日、空を見上げる前に読んでほしい一編です!おすすめ!

    • 2026年8月12日 13:07