• マイページ
  • 小説を探す
  • ネクスト
  • 書籍化作品
KADOKAWA Group
  • ログイン
  • 新規登録(無料)
出生許可

出生許可

髙山あきら

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★51
17人が評価しました
本文あり
日付が新しい順

本文ありのおすすめレビュー

  • 香月 深青
    415件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    愛することさえ、国に選ばれる未来。

    子どもを持つために、国の「出生許可」が必要となった社会。

    ただ好きな人と結婚して、いつか家族が増えていく。
    そんな当たり前だと思っていた未来が、制度によって左右される世界がとても怖く感じました。

    誰かが明確に悪いわけではなく、制度にも社会を維持するための理由がある。
    だからこそ、怒りをどこへ向けたらいいのか分からない苦しさが伝わってきます。

    夫婦の何気ない日常が丁寧に描かれているからこそ、「出生許可」という制度の冷たさがより際立っていました。

    愛する人と生きること、子どもを望むこと。
    もしそこに国の判断が入るようになったら――。

    決して遠い未来の話とも思えず、いろいろと考えさせられる物語でした。

    • 2026年8月13日 22:33