広大で優しい冒険譚。と同時に、雄大であり、荘厳な自然。その怖さ、美しさ。そしてその中で、生きるということ。タイトルにもなっているランドナーはもちろん、登場人物、景観、事物が綺麗に配置されています。そのためか、緩急、そして調和が行きとどいた、厳しくも、奏でるような物語でした。作者様の持ち味が発揮されている、素敵な物語です。一読をお勧めいたします。
まさかのヒグマ、アイヌの少女との出会い、そして最後に明かされるちょっとしたサプライズ。それでも青春小説だと思う。ぎゅっと詰まってます。