頭で組み立てた通りには進まない、登場人物たちの泥臭くもがく姿が静かに伝わってくる作品でした。
綺麗事では済まされない感情の綻びが、飾らない生きた言葉で丁寧に綴られていて引き込まれます。
ふとした瞬間にこぼれる迷いやためらいがとても人間くさく、独特の引力がありました。
読み終えた後も、彼らの不器用な息遣いがじんわりと胸の奥に残り続けるようなお話です。
もしお時間が許せば、私の作品のほうにも立ち寄っていただけると嬉しいです。感想やアドバイス、★や♥などいただけますと今後の執筆の大きな励みになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。