流星群の生産国のマゼラン星

京極道真  

第1話 マゼラン星の外交官コトン

俺様の名はコトン。

地球ではこの1DKこの部屋が

俺様の仕事場兼ハウスだ。

狭いが意外と俺様は気に入っている。

これでもマゼラン星では

かなりのエリートだ。

もちろん。

帰還すれば

大邸宅が俺様を待っている。

俺様は地球上で言うところの

外交官。

宇宙の辺境の地。

地球にはみんな赴任したがらない。

同僚のファイヤも「地球の赴任か。

コトンもかわいそうに。

科学文明も未発達。

重力、引力のコントロールできない

地球人との交渉は、できるわけはないさ。

コトンもハズレの赴任を引いてしまったな。」と俺様に同情。

それはそうだ。

いまだに地球からのロケットも

旧式だ。前後の動きのみだ。

いくら、流星群が定期的に地球に

行くからって。

5年もの間。

流星群を観察し続けれのは大変だ。

俺様達マゼラン星人は流星群にのせて

マゼラン菌を宇宙全体にまいて

宇宙を支配する。

科学力のある星であれば。

マゼラン菌の意味合いを理解して

俺様達に併合する。

しかし辺境の星。

地球人はこのマゼラン菌の意味さえ

理解するのに数十年。いや、数百年かかる。

地球に滞在するのはムリだ。」

ファイヤに言われて

初めは俺様もハズレだと

思って渋々、地球にやって来た。

確かに重力反発力で空も自由に飛べないし。

瞬間移動もできない。

かなりの不便さを感じたが。

今は逆にその不便さが心地いい。

自転車という乗り物は小さくて便利だ。

小さな道もスイスイこいで行ける。

毎朝。俺様の5階の窓から

午前7:00カワイイ女子が通る。

リボンのセーラー服の女子。

高速で瞬間移動するマゼラン星の女子と比べて

おっとりとした地球人のその女子生徒に

俺様コトンはどうやら恋をしたようだ。



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