居酒屋の前で転んで頭を打った会社員が、真っ暗な空間で目を覚まして「課長のドッキリだ」と決めつけ、根比べだと言って寝てしまう。その寝すぎが称号になっていくのが可笑しいです。二メートルの化け猫に「お前が異常なんだよ」と言われても肉球をぷにぷにしている図太さが好きです。世界のほうは地震と黒い夢と空のひび割れで静かに壊れていって、最後のおまけで惑星の母がダンジョンのチラシを眺めている場面で笑いました。