読み進めるごとにイメージがどんどん変化していく、意外性に満ちたストーリーがとても楽しい作品でした。
主人公のヴィオレッタはとある村の「守護者」としての役割を担っている。
しかし、自分たちの力ではどうにもできないような危機に瀕し、弟のダンテとも離れ離れになってしまう。
大魔女ペルムに助けを求めるも、現れたのはアルジェントというどこか頼りない感じの「おじさん」だった……。
「こんな人で大丈夫なの?」と不安になるヴィオレッタが、その後でどんどんアルジェントの意外な側面を目にし、危機的状況を乗り切っていく展開がやはり読み応えがあります。
でも、本作の魅力はそれだけではない。
更に続けて読み進めていくと「まさか」という展開が待ち受けることに。
アルジェントという一見ダメそうな「イケオジ」が活躍する物語かと思ったら、更に思わぬ事実が作中に隠されていたことが明らかに
大魔女ペルムや、その弟子たちの秘密。そしてアルジェントやヴィオレッタたちを巡る物語。
ヒロイックな活躍と共にミステリアスな世界観が紐解かれる展開にもなるストーリー。読後にとても充実した気持ちを味わえました。
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