現代社会で標準装備の言葉「エコ」。経済でも政治でも。
この2文字を付けておけば、なにかと格好がつく。都合がよい。
例え、エゴでも。
巷にあふれる太陽光発電、水力発電。危険性の少ない、「エコな発電」。
それを生き物であるところの、タコがやってくれるという。
非常に都合がよい。
その時、人は、国家は、経済団体は、どのように動くのか。
わずか1000文字の中に隙なく込められた、エコ経済、動物愛護、政治などへの痛烈な皮肉。人間のエゴを描いた、カミソリのような切れ味のSFショート・ショート。
ぜひ、節電を心がけながら、お読みいただきたい作品です。