入り口は梅干しでした。しかし読み進めているうちに世界がどんどん深くなるのです。食卓という世界みんなが調和している世界、誰も何かを強く主張せず時の流れの中でやるべき事を淡々とこなしている。その表現する事か苦しい程に繊細で純粋な世界。自分自身の在り方に今一度振り返ることを教えて頂きました。何気なくあるものにどれほどの思いや時間が込められているのか深い物語を読みやすく書いて頂きありがとうございます😊
この作品から読んでも楽しめるようにされている印象を受けます。異世界小説でありながら、不思議と静かな現実に吸い込まれていく。はじめは世界観を理解することが難しく感じました。読み進めていくと、細かな理解よりもセリフの重みに考えさせられていました。noteの紙芝居から読みに来たので、より楽しむことができました。空風マナミさんが率いる梅干し界一同が違う製法である意味も、少し理解できてきました。一気に読みたい作品。続きを楽しみにしています。
梅干の王様が、自身の国の歴史について新たな視点を見出していきます。それは食文化であり、食の歴史。それは、梅干の王だけでなく、我々も知るべき物語かもしれません。少なくとも私は、色々知り、学んでいます。そして、苦手な梅干にチャレンジしたくなっています。梅干をこよなく愛する作者様の熱に打たれてください。