依緒は怪異が見えるからこそ孤独になり、紙から現れた綴理は怪異を斬れるのに命を持たない。淡々としているのに、触覚や味覚を通して少しずつ人間を知っていく過程に物語の芯があります。この対照的存在の二人が物語の土台となっています。切なさと少年漫画的なワクワクを両立した導入だと思います。二人の関係がこれからどう変わるのか、続きが気になります。【レビューコンテスト応募】