最強の竜を倒したのは、昨日まで料理人だった清楚なお姉さんでしたへの応援コメント
自主企画へのご参加ありがとうございます。
最後まで拝読しました。
まず、別の自主企画に向けた「書き出し指定」の短編であることは承知しています。
そのため、指定された書き出しそのものについては、今回はほぼ触れません。
そのうえで、今回こちらの「入口診断」に参加いただいた作品として読んだ際、最も気になったのは、
「約4000字を使って、この作品で一番何を見せたかったのだろう?」
という点でした。
タイトルやキャッチから、私は「昨日まで料理人だったお姉さんが、包丁二本で魔竜をどう倒すのか」を一番楽しみにして読み始めました。
ところが本文では、語り手であるカイトの過去や人物紹介、レベル差、魔物の説明、内心のツッコミなどがかなり前面に出ています。
さらに後半では、料理人時代の経験、包丁を研いできた話、その後の英雄譚、魔王討伐、最後には親子の会話だったことまで明かされます。
それぞれ単独なら見せ場やオチになりそうなのですが、一話の中に多く盛り込まれているため、最後まで読んだ時に「結局、この短編の中心はどこだったのだろう?」と私は迷ってしまいました。
また、コメディタグが付いているため、今回はコメディ作品としても読ませていただきました。
狙っている構図自体は分かります。
常識人であるカイトに対して、清楚で元料理人のお姉さんが常識外れの強さを発揮する。
このギャップで笑わせたいのだと思います。
ただ、個人的には語り手の内心やツッコミによって「何が異常なのか」「どこが面白いのか」を先に説明する場面が多く、読者である私自身が「なんでそうなるんだよ(笑)」と気付く前に答えを示されているように感じました。
また、「お姉さんの異常な行動→カイトのリアクション」という、映像があれば伝わりやすい構図に対して、小説では肝心のお姉さんの行動そのものより、カイトのリアクションや内心の方が大きく描かれている印象もあります。
もう少しカイトに喋らせず、お姉さん自身を動かしてみてもいいのではないでしょうか。
彼女には「清楚」「元料理人」「レベル15」「魔技を知らない」「包丁二本」「なのに魔竜を倒せる」と、既に十分すぎるほどギャップがあります。
そのため、語り手が面白さを説明しなくても、まず彼女の行動を読者に見せるだけで成立する笑いもあると思います。
約4000字という文字数自体を長いとは感じません。
むしろ、それだけの文字数があるからこそ、あれもこれも盛り込むのではなく、
「この4000字を読み終えた読者に、何を一番残したいのか?」
を一度決めてみると、かなり整理されるのではないでしょうか。
私ならタイトルを見た時点で、
「元料理人のお姉さんが、包丁二本で魔竜をどう料理するんだ?」
と期待しています。
なので語り手さんには申し訳ないのですが――
もう少し早く、お姉さんを見せてほしかったです(笑)
書き出しではなく、読後感が――――どうしてこうなった!
あくまで一読者としての感想ですが、参考になれば幸いです。
企画へのご参加ありがとうございました!
作者からの返信
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
自分ではモヤモヤと悩んでいたのですが、「語りよりもお姉さんの動き等に主点を置くべきだったこと」や「要素が渋滞してしまっていたこと」など、その他にも自分では気づけなかった客観的な視点をいただけて大変勉強になりました。
企画に参加いただけただけでも有難いのに、ここまで親身で丁寧なアドバイスをいただけて感謝しかありません。
参考にしつつ、試行錯誤してみます。
本当にありがとうございました!
※追記
自分なりに解釈し考えて試行錯誤してみました。まだまだだったらあるいは解釈違いだったらすみません。
もし、よろしければ恐れ多いのですがお読みいただけるとありがたいです。
最強の竜を倒したのは、昨日まで料理人だった清楚なお姉さんでしたへの応援コメント
……(゚∀゚)
作者からの返信
拙作をお読みくださりありがとうございます。
……やはり、読後感どこいった?て感じでしょうか。
絵文字に込められたその真意の解読に難解し、少々震えております(汗)
もし、楽しんでお読みいただけていたのなら幸いです。