感情を持たないエイルが、人との出会いや出来事を通して「悲しみ」「怒り」「嫌悪」「信頼」をひとつずつ理解していく物語。
特に面白いのが、感情を理解して言葉で定義することが、そのまま力として世界に作用するところです。ただ能力が増えていくのではなく、その感情をなぜ抱くのかまで掘り下げられているので、バトルと心の成長がきれいに繋がっています。
ノクシアとのやり取りも魅力的で、無機質なエイルが少しずつ相手を気遣うようになっていく変化も見どころ。次はどんな感情を知り、それがどんな色と力になるのか。世界の謎と一緒に先が気になる作品です。