このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(308文字)
社会を守るため、社会に怯えながらも、社会を正していく魔法少女となったおじさんの物語。(嘘は言ってない)
いつもの稲荷竜さんらしく、主人公の脳内ツッコミと、表面のギャップが生み出すコミカルさと、段々と周囲の味方に精神的に追い詰められている不憫な状況が、読んでいて思わず吹き出してしまう面白さでした。おじさんの世間体を代償に、子供達が戦わなければならない世界を否定する。そんなカッコいい大人の物語でもあるので、ぜひ読んでおじさんを応援してあげて下さい。
そして理想とは建前であるだが、建前さえ無くした時、人は語るに落ちる存在となる