最近ちょっと脳が疲れ気味だったのですが、肩の力を抜いて楽しく読める作品でした。
ルカが少しずつ仲間の中で役割を見つけていく過程や、バルドとフィリアとの掛け合いが楽しく、戦闘も何が起きているのか分かりやすいので、気持ちよく読み進められます。
特に三人の連携が形になっていくところは、初めてパーティとして戦っている感じがして好きでした。ルカが魔法をうまく扱えず悩みながらも、二人と一緒に試行錯誤していく流れにも、仲間と助け合う冒険譚の良さが出ています。初めての勝利を素直に嬉しく感じました。
また、秘宝や冒険者ランクなどの設定も、説明が重たくなりすぎず、物語の中で自然に知っていけるのが良かったです。登場人物たちのやり取りも軽快で、疲れているときでもすっと読める、気軽に楽しめる冒険ファンタジーだと思います。