半物質

 



【半物質】


生属性を多分に含む魔力が高濃度に結集した結果、半物質化したモノの総称。

とろみのある液体状の物質で、他者の意識を受け取る事で速やかにその形を変える。

色は含まれる属性によって異なり、相性の良い属性だと変換効率が上がる。



【製造方法】


①生物の強制進化

弱い生物に過剰な無属性などの魔力を注入し、強制的に進化させる事で異形型進化を引き起こし、生物を肉塊化させる。

肉の隙間から漏れ出すように、生成された半物質がこぼれ落ちる。


※異形型進化は《進化》の項を参照



②生物の強制定着

通称キメラ化。

性能の高いポーションなどを使い、他種の生物のパーツを付け足したり付け替えたりする。

ポーションの効果が途切れると、接続部から肉体の『崩壊』を引き起こし、生成された半物質がこぼれ落ちる。


※キメラは《合成獣》の項を参照

※ポーションは《魔法薬》の項を参照

※崩壊は《崩壊現象》の項を参照



③過分な命の放出ないし分与

世界を支える大樹から漏れ出す樹液

伝説に謡われる巨獣などの乳

特別な条件が整った大地からの湧出etc……

①や②より純度、質の高い半物質が生成されるが、入手は困難



④条件を整えて生成する

生属性を練り上げて生成する。あまり練り過ぎて生属性のみの純度を上げすぎると、変質しやすい液体状から結晶体に変化してしまうので、製造には注意が必要。

何らかの不純物を含む液体を媒介すると生成しやすい。


※魔力の結晶化は《魔力》《魔石》の項を参照



【利用方法】


①魔法薬

極めて効率的な回復を齎すポーションの材料に使える。

しかし、些細な意思にも反応してしまうため、厳重な密封を要し、また即日の使用を推奨する。

消費期限は極めて短い。


※ポーションは《魔法薬》の項を参照



②生物の創造

錬金術などの生物創造を内包する分野で主に使われる。

最低限の部材と十分な半物質、魔力を用い、生物の肉体を生成可能。

尚、ポーションでも代用可能。より質の高い生物を作るないし成功率を上げるには半物質が良い。

また、高次の意志力を持つ者は半物質のみで望む生物を生み出す。


※錬金術は《錬金術》の項を参照



③キメラ制作

より高度な生属性は、継ぎ接ぎの体を適合させる助けとなる。

失敗キメラの半物質を用いてキメラを成功させる。


※キメラは《合成獣》の項を参照



④進化アイテム

半物質は大きな力を効率的に取り込ませる力を持つ。

それと必要素材を混ぜた薬品を適性のある個体に取り込ませる事で、安定的な進化を促すことが可能。


※進化アイテムは《進化》の項を参照



【既出の例】


・太古の鼓動

琥珀のような見た目のアイテム。

太古の属性概念を保有し、古の者を生成する助けとなる半物質を生成する。


・蠱毒の息吹

禍々しい壺の形をしたアイテム。

毒の属性概念を保有し、毒持つ生物の生成を助ける半物質を生成する。


・無色の誕霊石

虹の光沢をもつ白い石の見た目のアイテム。

虹の属性概念を保有し、如何様にも変質する半物質を生成する。



 


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