『人生で一番好きだった人と、再び出会う。婚約者がいる立場で』
僕らは現実を生きていて、様々な人に出会います。
その中で怖いと思う人がいます。
それは自分が「おかしい」と気付かない人。
僕らは完璧でなく、どこか欠損した人間です。
だから努力したり、学んだり、反省したり、
そうやって、上手くいかない事があっても、
なんとか自分の答えを見つけて、
懸命に生きていきます。
でも、そうじゃない人がいる。
常に自分が正しいと信じている人、
自分より他人が劣っていると思い込んでる人、
なんでも自分の思い通りにしたい人、
他人の気持ちなんて考えない人、
自分が有利になる様に動く人、
姑息な知恵を使う人、
平気で他人を傷つけて勝ち誇る人、
自分が「おかしい」なんてこれっぽっちも考えず、
心がないあさましい生き物。
皆様の周りにも大なり小なり必ずいると思います。
僕はそういう人達が怖いです。
だからその時、どうするのか。
本作を読みながらそういう事を考えていました。
お勧め致します。
小説として楽しみながら、僕らはやるせない現実を直視して戦うのだと思います、勇気を振り絞って。
皆様、宜しくお願い致します( ;∀;)
【レビューコンテスト応募】
第4話読了時点でこのレビューを書かせていただいております。
だって今書きたかったから。
これ、読み進めるほどに「何かがおかしい」と感じるはず。
義母が用意した料理。謎に婚約者のマンションに当然のように置かれている新品では無いであろう花柄のエプロン。
「これから、ここでお料理するときに使ってちょうだい」の言葉。
怖いって!
そして、当然のように語られる「結婚したら仕事を辞める」未来。
まだいるんですよ。
こういう人たちたくさん。
そして実はこれから増えてくる気がするんです。
それはさておき。
そこに本人の意思は無くいろいろなことが決定されていく恐怖。そして何より怖いのが婚約者も義母も笑顔であること。
だからこそ最後の電話に「助かった」と思ってしまった。私のことでは無いのに。
「ねえ、今から会える?」
この一言の先に何が待っているのか。
主人公を待っているのは、幸せな結婚なのか。それとも、彼女自身もまだ知らない「もう一つの未来」なのか。
あらすじを知っていても、この第4話を読んでしまったら続きを読まずにはいられない。
静かに始まった物語はここから一気に動き出しそうな予感。
読み始めるなら、今からがいいと思う。