江戸時代末期を舞台に、鬼の力を持つ少女サクラが、歴史の流れを守るために旅を続けていく和風ファンタジーです。
この作品、世界観はしっかり作り込まれているのに、読んでいて堅苦しくならないところが好きです。
宮本 賢治先生の作品全般に言えますが、自然な文章運びが、物語の世界へすっと入り込ませてくれるのです。
歴史や風習、昔の道具、食べ物まで丁寧に描かれていて、「この時代ではこんなふうだったのか」と楽しめる一方で、物語は軽やかに進んでいく。
戦いになると一気に空気が張りつめるのに、日常の場面ではクスッと笑えるやり取りが入る。
この緩急も、とても心地いい。
鬼や天狗、怪異、歴史上の人物まで登場するのに、不思議とごちゃつかず、それぞれがちゃんと物語の中で役割を持っているのも見事です。
歴史に鬼、天狗に怪異、そして美味しいものまで。(あ!ラブコメもです)
魅力てんこ盛りの和風ファンタジーをぜひ♪
(第10話まで読了)
じつに痛快な歴史活劇!
主人公サクラは、可愛くて元気な旅人
わけあって、ひとり旅を続けている
旅の途中で出会うのは、善人、悪人、有名無名の人々
だが、この物語に登場するのは、人間だけではない
歴史の裏にひそむ、鬼、天狗、ひみつ結社……
いわば、闇の住人たち
ところが
そんなおどろおどろしい存在をも扱っているというのに、決して陰惨にならない
かといって、命のやりとりは軽くならずに、熱いバトルシーンが繰り広げられる
絶妙のバランスで成り立つ時代もの
これぞ、宮本賢治さま流エンターテイメント⚔️
第一部完結済み
読み始めるなら、今です!!