片腕を失った元勇者と、精霊の声を聞ける不思議な少年との出会いから、物語は静かに、でも確かな熱を持って動き出します。善意を装いながら搾取する教団の冷たさと、湖畔でのトールとパックの温かい時間との対比が見事で、読むほどに胸が締めつけられました。こんな人におすすめ王道ファンタジーが好きな方、師弟のような絆を描く物語に惹かれる方、悪を相手取る痛快な展開を期待したい方。