夫が社長でヒロインが取締役の創業者夫婦に起こった会社まで巻き込んだ不倫激と快刀乱麻な断罪撃を描いた社会派小説です。
シタ夫(社長)が会社の金を使って間女(営業部所属)を指輪買ったり高い特別手当など施しているのを着実に証拠を集めたヒロインが不倫旅行から帰った翌日の臨時取締役会で突きつけたところから物語が動き始めます。
二言目にはこの会社は俺が大きくしたのだからと無様なくらいに抵抗する社長と全部社長にしてもらったのだから私は知らない悪くないと言いまくる間女とチェスのように事実と論理を重ねて彼らを追い詰めていく対比がとても面白いです。醜く仲違いを深めていくかつて愛しあっていたはずの不倫カップルの姿は滑稽です。
作者様の小説で「離婚したので会社ごと追い出しました」と色々類似点やら差異が面白く比較すると面白いので合わせて読んでいただければと思います。こっちは子どもがいないので癒しの成分が不足していますけどね。
ワンマン社長の転落撃(間女も)をとくと見届けて下さい。またこれから綴られるだろうヒロインが自分の人生を見つめ直し前進する姿も楽しみです。
面白いです。ぜひご一読を!