人魚伝説を軸にしたミステリーへ、荒廃した世界観と軽妙な会話劇が心地よく溶け込んでいます。主人公と大野、古海の掛け合いが親しみやすく、重い題材との対比が印象的です。穏やかな日常の先に待つ「海から上がる遺体」の真相が気になり、続きを読みたくなる導入でした。