今の商業主義丸出しのラノベ界隈で、ここまでストレスフリーで破天荒な作品を書く作家さんがいただろうか?もうストレス・レス!主人公のピンチ?何ソレ?美味しいの?昭和の少年誌のような既存のやり方は古い。現実のストレス社会に疲れた諸兄諸姉を癒す、いや、ウグワーッと吹き飛ばす。これが令和作品の一つの在り方かもしれない。と、言えなくもない?この作家さんの作品、ホントに好き。
内乱の余波で島流しとなった第三王子ハイザットは、遺跡で眠る謎の幼女と出会い、古代文明の残る島で暮らしを立て直すことに。最強剣士ゆえの頼もしさと、少女から「おじさま」呼びされて戸惑う姿のギャップが微笑ましい。古代技術を活かした島の改良、個性的な住人たちとの交流、時折訪れる陰謀粉砕フェイズが緩急を生み、スローライフながら飽きさせない。追放から始まる新天地での開拓物語として、穏やかで温かい魅力が詰まっている。
放っておいたら建国してしまいそうなスペックの第三王子と謎の幼女の物語。
強すぎる主人公・第三王子ハイザットのおかげで全く、悲壮感のない開拓ライフ。強すぎるのに人が良い優しい主人公・第三王子ハイザットだから読みやすい。明るく、可愛い幼女との開拓ライフを気軽に楽しめます。まだ、数話なので期待を込めての☆です。どんな開拓事業が飛び出すのか、でこの手の作品は評価が分かれると思います。期待してますよ!