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不完全な神様は主従の箱庭で白日の夢に微睡む(蜻蛉商会 単巻完結版)

不完全な神様は主従の箱庭で白日の夢に微睡む(蜻蛉商会 単巻完結版)

御崎 菟翔

おすすめレビュー

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★★★
★9
3人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • 佐倉井 鱓
    397件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    鬼の世界で──光を抱く者と、忠実な護衛たちの物語

    陽の射さない鬼の世界で
    〝闇〟を祓う人の司祭──

    その傍らには

    彼を主と仰ぎ
    ときに〝過保護なほど〟
    守ろうとする二人の護衛がいる


    血と憎悪から生まれる闇

    そこに呑まれた者たちの凄惨さとは裏腹に
    三人のやり取りには不思議な温度があり
    その落差がとても心地よい⋯⋯


    希少な〝日の力〟を巡る
    教会同士の思惑や

    主人公へ執着する大司教の存在が
    静かに物語へ影を落としていく


    そして
    何より惹かれるのは──

    守られる主人公が決して無力ではなく
    それでも
    誰かを救おうとしてしまう優しさだ


    光を抱く者ほど
    その背後には深い影がある

    主従の穏やかな箱庭と
    外から忍び寄る不穏──


    その境界が
    少しずつ軋んでいく感覚に

    先を読まずには
    きっといられなくなること間違い無しです

    • 2026年9月19日 18:55