中高生と言えば、エッチなことに興味を持ち始める年齢ですね。そしてその反対に、反発を覚える年齢でもある。
本作の主人公は、潔癖症で、反発を覚えるほう。
美術部に属する彼は、産休の顧問の代理としてやってきた男性教師と出会うのですが、この男性教師がとにかく煽ってくるのです。
上手だけどつまらない、と。
そんな男性教師とともに絵を描くようになり、ふとある時、主人公はずっと反発していた欲が芽生えていることに気が付く。この過程の、思春期特有の繊細な心情の揺れが、葛藤がよく表現されていて、とにかく惹き込まれます。
べたべたの同性愛的な描写はなく、あまり同性愛の話を読まない方でも、さほど抵抗は感じないかもしれません(自分がそれです)。
お勧めです。ぜひ。