(第五章までの時点です)
熱い。とにかく熱い。非常に熱い。
主人公・山崎健矢が熱い。暑苦しいくらい熱い。
昼はカフェの店主のイケオジ。夜は爆速サイクリスト。
心臓と筋肉の限界に挑み、ロードバイクをカッ飛ばす。
……だけの物語ではありません。
以下ネタバレ回避のためふわっとしたものになっていることをご了承ください。
とにかく熱いんですよ。人間の食料がペーストに置き換わり、スーパーがただの食材受け取りボックスになり、人間の大半はカプセルに繋がれるようになり。それでもそれを拒絶して生きていく一部の人間がこれまた熱い。生き様っていうのがそれぞれのキャラクターでガッガッと彫り込まれているような。
終始一貫しているのは(タイトルにもあるように)主人公のロードバイク。
全てはこれを中心に動きます。
あ、ロードバイク詳しくなくても平気です、大丈夫です。
私も全然詳しくないですが、ちゃんと「わかった気にさせてもらえる」ように書かれています。(もっとも、詳しければそうじゃない場合の何倍か面白いのかもしれません)
文章もすーっと頭に入ってきて、大変読みやすいです。
あとやっぱりキャラクター(AI含む)の心情描写がすごい。映画を観ているようです。