主人公は四十五歳。竜騎士団長を引退したばかりの英雄です。相棒は二百五十歳の老竜テディ。人間でいえば七十歳。
引退して旅に出るのですが、行く先々で拝まれます。老人が手を合わせ、村中が集まってくる。ありがたいのに、それが辛い。ついに「国を出るか」となります。理由が「民に負担をかけたくない」なのが、この人らしいです。
他国に入って、興味と物珍しさだけの視線を向けられたときの反応が好きでした。門をくぐった先で、深呼吸を繰り返します。相棒も真似して深呼吸します。突風になります。
旅先で出会った鍛冶師が、実は主人公の剣を打った職人でした。その仕事ぶりを見てから頼まれごとを引き受ける、という順番が良かったです。
イベント屋として感心したのは第9話です。討伐に入る前に、全部倒すか、縄張りを残すかを依頼主に確認して決めておく。任せてもらう範囲を先に握ってから中へ入るのが良かったです。
テディがとにかく可愛いです。この先も読みます。
※第12話まで読んでの感想です。