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陽介への応援コメント
>古いプランターの土をひっくり返した時の匂い。
しけた土の匂い、とか濡れた水気を含んだ匂い、とか、腐葉土を踏んだ匂いとか、ソムリエみたいなことをいわれてもピンときませんが、古いプランターの土をひっくり返した時の匂いって、なんとなく「しょうがないな」「古いからな」「土だし」って思いながらプランターをひっくり返して匂ってる印象です。
庭いじりをした経験がなくとも、小学校で畑を作ったとか、持ち帰った鉢植えをからした後捨てたとか、誰かしら経験のある体験がものをいう描写だと思いました。
わたくしは、植木鉢をそういうふうに扱っていました。
だから、覚えがあります。
親しみのわくたとえでした。
それと、
>刈られたプードルみたいに白くて滑らかな脚が目に焼き付いて、なんだか悪い気がして顔を上げた。
刈られたプードルな彼女なのですね。
美咲さんの容姿を云々言わなくても、異性に羞恥心を覚えさせるほどの美少女、というイメージです。
プードルな彼女。
いいですね。
印象的なたとえでした。
れなれな9
===
>雨の降り始めのペトリコールを構成する、ゲオスミン
っていうのがわからないから、AIにユーモアとたとえ話を織り交ぜて教えてって言ったら……ソムリエみたいに言ってくれた。
(“土の妖精がこっそり撒いている、雨の合図の香水” とか“地球がシャワーを浴びたときに発する、最初のため息” とか)
それなりにわたくしの理解力を考慮してくれてるんだけれども。
K.K.さんの方がわかりやすかった。
れなれな9
作者からの返信
れなさん、ありがとうございます。
プランターをひっくり返した時の匂いという語彙の選択。実はちょっと時間をかけて検討した箇所なので、注目して頂けて嬉しいです。
語り手の語彙で語ることを意識していまして、陽介なら変に気取った言い方よりも、親しみやすくて分かりやすい例えが相応しいと思って色々と考えました。
雨の降り始めのペトリコールを構成する、ゲオスミンという成分は、プランターの土をひっくり返した瞬間にムワッと立ち上る匂いと共通しているんですよね。これなら小学生くらいの時に陽介も経験しているはず。
ここにたどり着いて、ちょっとした快感でした。
プードルの部分も、ニュアンスが伝わって嬉しいです。
刈られたプードルって、なんかちょっと直視できないけどチラチラ見ちゃうような、絶妙な印象があるんですよね笑
いつも丁寧に読んでくださって本当にありがとうございます!
編集済
編集済
優香への応援コメント
K.K.さん、おはようございます!
主人公はなにか重要なことを隠していませんか?
あるいは思考の奥から追い出そうとしている何かを感じました。
濁った川、おばあちゃんのいいつけを破る行為、高い背の草を避ける、つゆ草を踏む、のどの奥の張りつき、のしかかる男の目、やっぱり帰るねという締め。
全部全部が主人公優香さんの意識的にしていることだし、体感していることですね。
彼女は、自分の中で解決できないものを抱えていませんか?
意識的であることと意識しないでいることは両立します。
可能性としては、無意識の抑圧です。
なにかを感じないように麻痺させる、なにごとかが彼女の身に起きていたのでないですか?
想像力はありませんから、ズバリ言ってしまうと、ロストしたなにかと、行為の残滓と闇落ち寸前の心情。
そういうものが描かれていたように思います。
誤解だったらすみません。
主人公、泣きたかったんじゃないのか?
全体から哀しさのにおいがします。
つゆ草の種に、生意気さを感じたり、のどの奥の張りつきがどうのと二回ずつ触れている。
踏みにじられた花と、違和感。
大丈夫、おばあちゃんが言うことちゃんと聞いていた。
けど、内面は全然、無傷じゃない。
彼女は痛い思いをして、川べりにいる。
おばあちゃんのいいつけに背いて。
感覚が外の音を知覚し、彼女の世界に触れている。
この世でたった一人きりの気持ちがしたんじゃないか。
彼女は一人で強くならなければならなかったんじゃないのか。
ラストで、立ち直ってくれたんだな、と少しほっとしました。
れなれな3
作者からの返信
れなさん、ありがとうございます。
すごく深く読んでいただけて嬉しいです。
> なにかを感じないように麻痺させる、なにごとかが彼女の身に起きていたのでないですか?
> ロストしたなにかと、行為の残滓と闇落ち寸前の心情。
> 主人公、泣きたかったんじゃないのか?
その通りです。彼女の心情を丁寧に汲んでくださってありがとうございます。
優香は無意識に感情を抑圧して、川を見つめて、何も考えない事をしようとしてたのかなと思います。
最後に立ち直りを感じていただけたのは、れなさんの優しさだなぁと思いました。
川に来る前と帰る時とで、何も変わらず、問題は何も解決していない。でも少し気分が変わったのは確かなのかなと、私も思います。
ありがとうございました!