神の目となり世界を、そして人を視るため生み出された少年。ルカ。
神の祝福としか思えない美しい容姿。輝く光で大切な人を守り、癒すことのできる奇跡の力。
もしかすると、それは彼を幸福にするためのものだったかもしれない。
けれど運命はその少年に牙を剥き、襲い掛かる。
世界への諦念も、喪失の痛みも、全て抱えたまま儚く、健気に。そして美しく成長していくルカくんを、誕生の日から追い掛ける形で進行していくストーリー。
一つ一つの心理描写が緻密に描かれております。
一度完結した作品をブラッシュアップしたものとのことで、一話の文字数も丁度よく、非常に読みやすいです。
何より獣耳が可愛いんです。