現代の外傷外科医・高瀬真一は、くも膜下出血で倒れた直後、紀元前五十八年のローマで若き騎士階級の青年ルキウスとして目覚める。
彼はルキウスの死の間際に託された「人生を預ける」という願いを胸に、古代世界で医師として生きる決意を固める。
現代外科医がローマ共和政末期へ転生し、知識だけを武器に命を救おうとする物語。
医学的描写は精緻で、歴史背景との融合も見事です。
プロローグと冒頭3話のみを拝読した上での感想ですが、患者の苦悩、家族の情、医師としての葛藤が丁寧に描かれ、読者を強く引き込む力がある作品です。