魔界の悪魔夫婦が、仕事の都合で赴任した先は――まさかの秋田!
無人駅、難解な秋田弁、熊の出没、地域のお祭り……都会育ちのチルが戸惑う一方、仕事には厳しいオクトも、なぜか地域の人々に巻き込まれていく。
特に面白いのが、クールで合理的なオクトが、妻のチルにはしっかり嫉妬したり、熊役を頼まれれば本物の熊を徹底研究して徹夜してしまったりするところ。
悪魔なのに妙に人間味のある二人が、仕事に新婚生活に、そして「みちのくの日常」に振り回されていく姿が楽しいです。
地方暮らしの小ネタと夫婦の掛け合い、そこに悪魔ならではの視点が加わって、気軽に読めるのに独特の味わいがあります。
東京本社から一転、東北の「みちのく支店」へと異動になったオクト部長と新妻のチルさん。
聞き慣れない方言に軽トラ通勤、果ては熊まで現れるカルチャーショックの連続ですが、戸惑いながらも徐々に地域に馴染んでいきます。
仕事中は頼もしくクールでありながら、時折チルさんへの深い愛や独占欲をのぞかせるオクト部長と、キュートで人懐っこいチルさんの掛け合いにはキュンキュンさせられます。
地元の人たちとの温かな交流や秋田の豊かな暮らしに心がほっこり癒やされます。
笑って、キュンとして、心が温かくなるお仕事ラブコメディです。
二人の新しい一歩を、ぜひ一緒に見守ってみてください。
魔界から来た悪魔を待ち受けていたのは、恐ろしい魔物でも、聖なる力を持つ宿敵でもない。
聞き取り困難な秋田弁、軽トラック、値引きシール、そして、すぐそばにいる熊――!
新婚のオクト部長とチルが赴任した「みちのく支店」は、悪魔にとっても未知との遭遇にあふれていました。
異世界の住人である二人が、私たちの暮らす人間界の日常に翻弄される。その逆転が、たまらなく愉快です!
なかでも楽しいのが、素直で人懐っこいチルの勘違いと、何事にも全力で取り組むオクト部長の生真面目さ。どちらも本人はいたって真剣だからこそ、予想もしない方向へ笑いが転がっていきます。
しかし、本作の魅力は、笑いと新婚夫婦の甘いやり取りだけではありません。
自ら現場へ入り、働く人と安全を大切にするオクト部長。失敗や言葉の壁に戸惑いながらも、明るさと優しさで人々との距離を縮めていくチル。そして、みちのく支店で働く仲間たちにも、それぞれの経験と得意なことがあります。
思いがけない事態に直面したとき、誰か一人の特別な力に頼るのではなく、みんなが自分にできることを持ち寄る。だからこそ、この支店では、誰もがヒーローになれるのです。
方言も、食べ物も、祭りも、土地を彩るだけの飾りではありません。人と関わり、笑い合うたびに、未知だった場所が二人の暮らす土地へと変わっていく。その過程が、なんとも温かい。
夫婦でありながら、呼び方は今日も「あくまでも部長」。
本編を知らず、こちらのスピンオフから読んでも大丈夫です。
笑って、胸をときめかせて、いつの間にか自分まで支店の輪に加わったような気持ちになる――愛情と人情たっぷりの、悪魔系お仕事ラブコメディです!
『あくまでも部長です』シリーズの一作ですが、本作から問題なく読み始めることができます。
イケメン眼鏡のオクト部長と、かわいい奥様チルちゃんは、二人とも悪魔契約コーポレーションに勤めていて、チルちゃんはオクト部長の部下です。
チルちゃんが、秋田に単身赴任していたオクト部長のもとへ引っ越すところから物語が始まります。
ナチュラルに出現する熊、熊追いの爆竹、電話の向こうの秋田弁(初見殺し級)、西馬音内盆踊り、田沢湖と『山のはちみつ屋』……並べようにも追いつかない、リアル秋田!
ここを舞台に、部長とチルちゃんが、仲よしぶり(全年齢向け)を見せつけてくれます。
さあ、二人のアツアツぶりに、あなたも悶絶しましょう!
……それにしても、秋田って、ええとこじゃのう(๑´◡`๑)
東京本社から東北の小さな「みちのく支店」へ異動することになったオクト部長と、新妻のチル。
待っていたのは、軽トラ通勤に難解な方言、そしてまさかの熊!
環境が変わっても仕事一直線なオクト部長と、戸惑いながらも持ち前の人懐っこさで周囲に溶け込んでいくチル。二人の掛け合いは相変わらずですが、東京とは違う土地だからこそ見えてくる姿もたくさんあります。
特に楽しいのが、地元の人たちとの距離が少しずつ縮まっていくところ。
電話一本にも苦戦していたチルが名前で呼ばれるようになったり、都会から来たオクト部長が現場へ入って信頼を得たり。秋田の食、祭り、温泉なども物語の中へ自然に溶け込んでいて、一緒に暮らしているような温かさがあります。
熊に振り回され、方言に翻弄され、それでも今日も働く悪魔たち――。
『悪魔契約コーポレーション営業部』から場所を移して始まる、賑やかで温かな"みちのく編"です。