どうやってこのライトノベルに辿り着いたのか自分でも分からないけれど、出会えて本当に良かったです。テューリンがルーティングの依頼で出会うキャラクターたちが、僕たちの日常で感じる感情を完璧に捉えている気がします。一晩で6章まで読んでしまいましたが、特にイソップ童話の「樫の木と葦」に掛けた比喩のパートがすごく好きでした。
現在大学生の私にとって、この物語は就職した時に抱くであろう不安を見事に捉えていて、本当に心に響きました。なぜか、レノラさんの登場する章を読んでいる時、一瞬彼女に自分を重ね合わせてしまいました……認めたくはないけれど、泣きそうになってしまったほどです。私もあなたのために「物語を書いて」もいいですよね?