悪夢にうなされ続ける魔法剣士の少年ユーゴ。
ある日、女剣士アリサに斬りかかられたことをきっかけに、女生徒リオフィーナと出会うことで物語は立ち上がっていきます。
魔法剣士とテイマーという異なる能力を持つ二人の組み合わせが特徴的な本作。
ユーゴがモンスターを殺さずに弱らせ、リオフィーナがテイムするという協力関係に面白さを感じました。
キャラクター同士の掛け合いが魅力で、コメディ的なテンポの良さがあり、楽しく読み進められます。
モンスターが生息する森に囲まれた学院や、授業が実戦訓練になっている世界観も印象的です。
魔法の種類も多く、ユーゴがうなされる悪夢が物語の謎として描かれているところにも惹かれました。
ユーゴが繰り返し見る悪夢の謎も気になる、軽快な学園ファンタジーとキャラクター同士の関係性を楽しめる作品です。
『魔力ゼロ剣士は美少女テイマーにテイムされました』。
魔力ゼロだから終わり?
いや、**魔力がないなら剣を振ればいい。
剣士なのにテイムされた?
いや、テイムされたっていいじゃない。
普通は魔物をテイムする側だろって?
時を戻そう。
……戻せない。
なぜなら、もうテイムされてしまったから。
美少女テイマーに。
誰かに必要とされるって、最高じゃないか。
魔力ゼロ?
だから何だ。
剣がある。
仲間がいる。
そして――
テイムしてくれる美少女がいる。
強くなくたっていい。
完璧じゃなくたっていい。
テイムされたって、いい。
むしろ――
美少女にテイムされる人生、悪くないだろう。