冒頭から容赦のない展開が続く、かなりダークなファンタジー作品です。
ストーリーの軸はシンプルで分かりやすく、主人公が何を目的に動いているのかがはっきりしているので、世界観が広がっていっても迷わず読み進められます。
そして、この作品の一番の魅力は、物語全体にある「勢い」だと思います!
文章の勢いが素晴らしい!
ストーリーの怒涛の展開の勢いが激しい!
そして、バトルの勢いがかなり熱い!
とにかくテンポよく次々と展開していくので、どんどん先を読みたくなります。
特にバトル描写は軽快で、一つ一つの攻防が映像として頭に浮かびやすく、とても分かりやすいです。
さらに、「粉砕(ベキバキッ)!!」
のように、動作や現象そのものに擬音を重ねる表現も独特。
この作品のスピード感や迫力にとてもよく合っています。
ダークな世界観、そして何より勢いのあるバトルを楽しみたい人におすすめしたい作品です!
故郷を神族に滅ぼされ、殺人犯として監獄に落とされたドラノアが、繰り返す死と地獄の殺し合いの果てに異神術を得る──
その始まりから物語は容赦なく重い。
右腕を奪った巨大な黒ヘビの力が“新たな右腕”として宿り、精神攻撃を無効化する主人公の異質さが、復讐の旅に独特の迫力を与えている。
不死の神族を殺す方法を求めて世界を巡る中、祖父から受け継いだ皮剥ナイフ、身体に溜めた熱、そして黒ヘビの力という三つの武器が、ドラノアの戦いをより苛烈に、そして鮮烈に描き出す。
地球滅亡から千年後の新世界で、奪われたものを取り戻すために挑む“神殺し”。
怒りと執念が物語を突き動かす、重厚な異世界ファンタジー。
第1話の掴みで手が止まらなくなってしまいました。
記憶のない少年が殺意だけを抱えて、死んでも生き返る地獄の監獄で目覚める。最初の数ページで世界のルールと絶望を一気に飲み込まされて、気づけば前のめりになっていました。
痛みの描写が容赦なくて、右腕を喰われるくだりは読んでるこっちの肩までゾワッと。でもそのキツさがあるからこそ、主人公の殺意に説得力が出るんですよね。しかも重たい話を、師匠との軽妙なやり取りでちゃんと読ませてくれるバランスも見事でした。
そして最新話のあの引き。散々強者として描いてきた主人公に、まさかあのオチとは。続きが気になります。