そのレストランでは最後のデザートだけ自分の食べたいものを自由にどんなものでも選ぶことができます。あなたなら何を選ぶでしょう?私なら…ハンガリーのさくらんぼのスープ小布施の栗あんしるこコージーコーナーのジャンボシュークリームトシヨロイズカのフルーツデザート…それとも亡き母と一緒に食べたクリームソーダかも。では、皆様「良い旅を」。【レビューコンテスト応募】
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(263文字)
この作品に登場する主人公たちが、不思議なレストランで目覚めるところから物語は始まる。そのレストランは、死者を誘う不思議な場所。後悔させるわけでも、断罪するわけでも、救うわけでもない。ただ、食事を通して人生と向き合い、何を得て、何を失い、何を想ったのかが綴られていく。そして――最後のデザートを選ぶ時には……。人間の生と死、富と愛情、善と悪などさまざまなテーマを、さまざまなフィルターを通して考えさせてくれる作品だ。
短い文章で、長い余韻が残る、素晴らしい作品でした。ありがとうございます。