老人と剣豪。への応援コメント
自主企画の主催です。ご参加ありがとうございます。1話完結、全文読ませていただきました。
最後にスイセンが揺れているところが好きです。冒頭では道端に咲いているだけの花だったのに、帰り際に同じものを見て意味が変わる。読み手にだけ分かる形で置いてあるのが良かったです。
イベント屋として唸ったのは、主のもてなしの順番でした。手ぬぐい、湯、鍋、茶、握り飯。過不足のない段取りなのに、並べ直すとそのまま隙の一覧になっている。二重に読めるのが上手いです。
裏方の話が読みたくて立てた企画ですが、迎える側が最後まで何も言わないままなのが良かったです。
作者からの返信
書き手冥利に尽きます。
あちらこちらに、無造作に置かれた伏線に、キチンと気づいてくれてありがとうございます。
私の作品はどれも、読者に託す。観る視点で意味が変わる。的な作風で、この作品は、特にそんな違和感や意味に気づく人は楽しめる作品として書きました。スイセン、じゃがいも、鍔、そして最後の主人公の握り飯、、、別れ際の意味深なセリフ。全ては疑えばキリがない。
素晴らしい感想コメントありがとうございました。またの感想コメントをお待ちしています。
老人と剣豪。への応援コメント
剣豪が討ち取った相手の鍔を使っていると語ったときに老人の手がほんの一瞬止まる場面が印象に残りました。この小さな仕草が別れ際の「風呂では、丸腰でした」という言葉によって急に大きな意味を持ってきますね。最後には握り飯まで持たせる老人の胸の内をつい考えてしまいました。
何も明言しないことで一夜の親切が違って見えてくる、そんな着想が面白かったです。
作者からの返信
感想ありがとうございました。
私の作風は、多くは語らず読者に託す。仕草や間で感情を表す。頂いたコメントは、本質を見極めていると言わざる得ません。
余韻は、物は置いている。気付くか気づかないかは作者が書かず読者に託す。そんな作風に着想が刺さってくれて感謝します。