無自覚無双みたいな軽いタイトルしてるくせに、中身は正反対で、
シナリオ、前世の記憶など、頼れるものをどんどん失って、足場が不安定になっていく浮遊感が持ち味。
自分だけ周囲3×3マスしか見えない縛りで、神とチェスをして、いつの間にか盤面の端に追いやられているような無力感がある。
手を打てば打つほど、バグを表面だけ治したようにより大きな歪みが表れて、どんどん手に負えなくなるのではないかという不安を感じられる。
小さい成功を積み重ねて、だんだん物語のペースに乗ってきたなと思ったら、そんなの幻想だと突き落とすのも、それも芸術のうち。
あと、シンプルに世界観が美しい。世界観が美しいやつ好きやねん。