「ぼっちな彼女」というタイトルから普通の学園ラブコメを想像していたら、その“ぼっち”がだいだらぼっち(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾wwww
10年ぶりに再会した幼馴染・こはるが実は巨大妖怪だった、という最初の一発からかなり強いです。しかも学校には他にも妖怪が普通に紛れ込んでいて、直人の高校生活がどんどん妙な方向へ転がっていきますww
面白いのは、妖怪ネタを出して終わりにせず、ちゃんと日常へ馴染ませているところです。河童と食材を物々交換してバーベキューしたり、怪異絡みの出来事が妙に生活感のあるところへ着地したりする。妖怪がいる世界なのに、登場人物たちにとってはそれが日常になっている感じが楽しいです。
直人とこはるの関係も、設定のインパクトに負けていません。こはるは山をまたぐほど巨大になれるのに、直人の前ではちゃんと昔から知っている幼馴染の女の子。直人も妖怪だからと特別扱いするだけではなく、昔の思い出を引きずりながら一人の女の子として見ている。この二人の距離感があるから、どれだけ話が派手になってもラブコメの芯が残っています。
そしてかなり笑わせにきます。敵との戦いが始まっても、巨大化したこはるの規模がおかしかったり、吸血鬼が妙な理由で酷い目に遭ったり、真面目な場面へ容赦なく変なオチが入る。草
それでも人を助ける気持ちや、妖怪と人間の関係まで雑には扱わない。この軽さと温かさの混ざり方がいいです。
最新話付近まで来ても、魔女や西洋妖怪まで加わって世界はどんどん賑やかになっています。それなのに難しくなりすぎず、会話とツッコミでテンポよく読ませてくれる。幼馴染ラブコメ、妖怪もの、ドタバタコメディを全部まとめて楽しめる、かなり規格外な学園ラブコメでした。
(50話読了)