夏休みの「終わらなさ」を怪異として描きながら、宿題や明日への不安といった誰もが抱える感情を丁寧にすくい上げた作品です。プールの底に立つ子どもたちの存在が、過ぎゆく季節への焦りと喪失を象徴します。読後に静かな余韻と少しの怖さを残します。
夏休みが終わらない側の表現が読んでいてゾワッとしました。夏休みを終わらせたくない人にオススメ!夏休みを終わらなくする方法がここにあります。
夏の終わりの焦燥感と、学校の怪談をミックスさせたジュブナイルホラーとして、非常に雰囲気のある作品ですね。いい感じで夏の終わりの匂いや湿度の描写が丁寧で、冒頭から一気に物語の雰囲気に引き込まれました。そして「終わらない夏休み」「消えた同級生」というホラーを、宿題という日常のアイテムとうまいな〜と感じました。