フワリに弟ができたところで嬉しくなっていたら、次々増えてしまって、笑いました。でも、自分は何者でもないと落ち込む姿にはしょんぼりです。いちばん好きなのは、おじいさんが桐箱を大事に拭いてくれるところ。捨てられるかもと怯えていたフワリに、あの「ありがとう」が届いて、本当によかったです。気づいていても覗かない優しさも好きです。今夜はポコとくっついて、安心して眠れるんだなと思うと、こちらまで頬が緩みます。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(153文字)
一見すると、白くてふわふわした毛玉たちが大騒ぎする、可愛らしい童話ですが、読み進めると、自分は何者なのか、ここにいていいのかという、子どもだけでなく大人も抱える問いが物語の根っこにあることに気づきます。フワリが自分たちの正体を知ろうとする姿、その答えを誰かの役に立てる存在という形で見つけていく展開が印象的でした。ユーモアがあり、結末には温かさがあり、親子で読んでも楽しめそうな作品です。【レビューコンテスト応募】
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(212文字)
ふわふわ毛玉~ほっこりふわふわ。ここまでほっこりするお話ってあったかな?というお話。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(164文字)
とにかく。文体がすごく読みやすいです。変に凝った言葉を用いずに、文字遣いがすべることなく、伝えたいことがスッと入ってくる。上善如水な短編です。カクヨムごとに疲れた方にこそ、読んでほしい。お話の基本がキュッと詰まった感のある素敵な一品でした。
「自分とは何者か?」 この誰もが一度は思う問いに対して、フワリが生きる中で、おじいさんのために搬送する中で答えを見つけていくお話です。 ほのぼの童話としても、哲学のお話として読んでも楽しめる物語です。